蓮田市役所に隣接する黒浜貝塚は、今から36年前、昭和50年3月31日に県指定史跡となりました。
5年前の平成18年7月28日には、国指定記念物(史跡)に指定されました。
敷地内には湧水池があり、そのほとりには、太古からこの土地に根を張って生きて来た広葉樹の子孫たちが
頭上を覆い、影を落として訪れる人を包み込んでくれます。
観は貴重であることから、このほど市指定天然記念物となりました。
集落が営まれた形跡が残っている事、その時代に海が迫り、入り江になっていた地形が見受けられる事が
評価され、国指定史跡となりました。
公園整備の話もありますが、今のままの状態を保ち、土地本来の植生を守って行く事が何よりも大事な事
だと思っています。
今日も、池のほとりのクヌギの大木の幹から飛び立ったカブトムシが、木のてっぺんを目指して上昇して行くの
を見ました。
カワセミもやってきます。
是非一度足を運んでみることをお奨めします。